ISO9001:2008
東京ほくと医療生活協同組合のISO9001認証の取り組み
1)ISO9001:2008とは
「ISO」は国際標準化機構(International Organization Standardization)という国際機関の略称で、国際的な標準や基準を策定するために設立され、世界140カ国以上が加盟しています。ISO9001:2008は「品質マネジメントシステム規格」と言い、「製品やサービスを作り出すための、組織としての仕事のルール体系」の標準・基準ということです。医療や介護の分野では、「質マネジメントシステム」「医療・介護サービスを提供するためのルール体系」と読み替えます。ISO9001を活用するうえで、特に大切と言われることが2点あります。一つが「顧客重視」です。患者・利用者・生協組合員の皆様方(以下利用者)のお声をサービスや業務の改善に繋げていくことを大切にするということです。二つ目に、PDCAサイクル回しながら継続的に螺旋階段のように改善をしていくことです。ISO9001の認証を取得したら終わりではなく、絶えず改善を続けていくことです。
これらの活動を通して、私たちの医療や介護の質向上をさせ、利用者の満足度を高める努力をします。
※PDCAサイクル:PLAN(計画を立てる)、DO(実行する)、CHECK(点検をする)ACTION(修正をする)
2)グループとしての認証
東京ほくと医療生活協同組合の各事業所では2006年12月に東京都医療生協ISOグループとして、ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得をしました。この規格は常に顧客(患者・利用者・組合員)を重視し、顧客の声に基づき継続的に改善していく仕組みがあるということで認証されたものです。私たちは、医療福祉生協の『いのちの章典』を指針とし、それぞれの事業所で質の改善活動に取り組んでまいります。まだまだ不充分な点もございますが、ご意見などありましたら、「虹の箱」への投書や事業所の窓口、またこのHPのメールアドレスへお寄せ下さい。改善の糧とさせていただきます。
東京都医療生協ISOグループ
都内の東京保健生協、東京ふれあい医療生協、北多摩中央医療生協、東京ほくと医療生協、東京西部保健生協、西都保健生協の計6生協が「東京都医療生協ISOグループ」として認証を受けています。東京ほくと医療生活協同組合の認証の事業所
王子生協病院、
荒川生協診療所、汐入診療所、生協浮間診療所、赤羽東診療所、鹿浜診療所、江北生協診療所、北足立生協診療所、豊川通り診療所、生協北診療所、
生協王子歯科、王子訪問看護ステーション、十条訪問看護ステーション、訪問看護ステーションたんぽぽ、虹の訪問看護ステーション、訪問看護ステーションなでしこ、ヘルパーステーションのぞみ、ヘルパーステーション虹、福祉用具サービスハピネス、居宅介護支援事業所ハピネス、地域ケアセンターわかば、地域ケアセンターはけた、居宅介護支援事業所なでしこ、デイサービスセンターなでしこ、介護老人保健施設ほくとはなみずき
※認証事業所名は当時のものですので、現行と違うものも含まれています。
2014/10/27