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歯科衛生士のコーナー

13年12月

 こんにちは 12月担当の衛生士の渡辺です。
今年も残り後、1ヶ月になりました。1年経つのは早いですね。

12月は、11月17日(日)に行われた北地域の健康まつりについて報告します。 王子地域、北地域など地域に分けて組合員さんと職員が共同で毎年行っている催しもの です。

今年の北地域の健康まつりは、透析室が見学できるイベントがありました。
健康まつり
健康まつり
透析室の様子
透析室の様子

病院の外の駐車場のスペースでは、焼きそば、たこ焼きなどを職員が作って販売する模擬店が賑やかでした。
福引きもあり行列ができていて、当たった景品に歓声がおこり、大盛況だったのが印象的でした。
模擬店の様子
模擬店の様子
おまつりの様子
おまつりの様子

病院の中では、血圧測定や健康チェックを行っていたり、組合員さんの心がこもった手作り商品が販売され、朝早くから準備に大忙しでしたが笑顔で動き回る組合員さんの姿に元気をもらった職員も多かったと思います。
歯科も歯ブラシや歯磨き粉などを特価で販売したり、藤村歯科医師による歯科相談を行い、楽しみながら参加しました。
多くの方が歯科コーナーに立ち寄って下さり歯ブラシもたくさん売れて良かったです。
血圧測定をする組合員さん
血圧測定をする組合員さん
歯科相談をする藤村先生
歯科相談をする藤村先生

これからも地域の方たちと一緒に元気で明るい町づくりをしていきたいと思いました。
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13年11月

11月担当の東野です。

 早速ですがこちらのランキング・・・
  男子 女子
1 サッカー選手 食べ物屋さん
2 学者・博士
警察官・刑事
看護師
4 野球選手 お医者さん
5 テレビ・アニメキャラクター お花屋さん
学校・習い事の先生

よいこの歯のまつり
保育園・幼稚園児と小学生を対象とした「大人になったらなりたい職業」の今年の調査結果だそうです。残念ながらトップ5に歯科医院でのお仕事は入っていないようです。
なぜこのランキングを載せたかというと・・・
9月19日(木)に毎年恒例の「よいこの歯のまつり」を行い、今年も「お仕事体験歯医者さん」と題しまして、歯科医院でのお仕事を子どもさんたちに体験してもらいました。

いつも先生方や私たち衛生士が使っている器具を使って、練習用の歯を、
    削ったり・・・
    削ったところを詰めて治したり・・・
    抜いたり・・・
    キレイにお掃除したり・・・
と、色々な体験をしてもらいました。

よいこの歯のまつり
また、今年新しく登場の「入れ歯を作ってみよう」のブースでは、技工士さんに教えてもらいながら、入れ歯を作るように歯を並べてみてもらいました。
同じように見える歯を上手に順番通り並べてしまう子どもさんもいてびっくりしました。

最後に、むし歯予防の第一歩は毎日の歯磨き!ということで、模型の歯を磨いて練習してもらいました。
今回来てくださった子どもさんは、フッ素塗布もご希望の方が多かったので、歯磨きと併せて予防はバッチリですね!!

9名の参加と少なめではありましたが、その分たっぷり体験してもらえたのではないでしょうか?
参加して下さったみなさま、お手伝いして下さった運営委員会の理事さん方、セミプロさん方、ありがとうございました!!!

さて、来年のなりたい職業ランキングには歯科医院での仕事が入るでしょうか?!

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13年10月

北区民歯周病健診  10月担当の伊東です。

今月は「北区民歯周病健診」を紹介いたします。

平成25年度も9月2日から北区が実施する北区民歯周病健診が無料で行われています。
お知らせの黄色の受診券が届いた方は無料で受けることができますので、重ねてお知らせいたします。

<実施期間>
平成25年9月2日〜12月2日(月)まで(医療機関の休診日は除く)
<実施場所>
北区の「歯周疾患健診会場」のポスターが掲示している歯科医院(もちろん当院でも!)
★事前に予約を入れてからお越しください★
<対象者>
北区民で満40・45・50・55・60・65・70・75・80歳
(平成26年3月31日現在)
<健診内容>
歯肉炎・歯周病・虫歯・清掃状況の検査など

自治体が行う無料の歯科健診は、全国でもまだまだ少ないものだそうです。皆さんが積極的にこの健診を利用することで健診制度を守ることになり、更に充実させ、北区民のお口の健康を守ることにつながります。

高齢になっても自分の歯でおいしく噛んで食事をして、おしゃべりをして、健康で楽しい毎日を過ごせるようにこの健診をご活用下さい。

当歯科では9月11日現在、41名の方に健診を受けていただいております。お気軽にお問い合わせください。
カット

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13年9月

おしごと たいけん はいしゃさん
おしごと たいけん はいしゃさん
9月を担当する、林です。

 今年の夏も、猛暑が続き、また夕方に豪雨や雷が多い年でしたね。 9月になりましたが、まだまだ、残暑が厳しいので、引き続き暑さ対策は行ってください。

生協王子歯科では 9月19日(木曜日)に
       「おしごと たいけん はいしゃさん」を行います。

「歯医者さんはどんな所なのかな?」
「歯医者さんは怖くて、痛いことするし、泣いても止めてくれないし・・・」
と、思っていませんか?

「おしごと たいけん はいしゃさん」では、
  • 先生や歯科衛生士の白衣を着て、写真をとります。
  • 模型についている歯を抜いてみます。
  • 虫歯の歯を削って、つめます。
  • 入れ歯をつくってみます。
  • 模型の歯を磨いてみます。
  • 歯石を取ったりします。

おしごと たいけん はいしゃさん
おしごと たいけん はいしゃさん
歯医者さんが普段、行っていることを、体験してもらいます。
 実際に虫歯の歯を、削ったり、つめたり、することで、歯の治療の流れがわかり、歯医者さんは、怖い所ではないんだな・・とわかると思います。

また、模型で歯を磨いてみる事により、自分自身の磨きかたがわかり、磨き残しのないブラッシングが出来る様になるかもしれません。

最後に虫歯にならない強い歯にしてくれる、フッ素ですが、
    通常¥2100円のところ、イベント価格により、¥500円で行います。
フッ素の方のみ予約になりますので、お電話をしてください。

9月19日(木曜日)お子様達のお越しをお待ちしています。
ぜひ遊びに来てください。

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13年8月

雨上がりの空に2重の虹
雨上がりの空に2重の虹
8月担当の常松です。

 まず、初めにプチハッピーな出来事を。。。 梅雨明けし暑い日の夕方、突然の雷雨に襲われ慌てて家に駆け込んだ後、雨の上がった空を見上げると・・・ 見事な2重の虹が!!! 生まれて初めて見ることができ幸せな気持ちいっぱいになりました。

話は変わり・・・最近は研修や勉強会が続いていました。今年度はインプラントのメインテナンスについて勉強していきたいと思っており 先日、勉強会に参加してきました。
78名の参加者がおり、半分が歯科医師で半分が歯科衛生士でした。
内容はインプラントをした後のメインテナンスについてです。インプラントをしたところにも自分の歯の周囲に起きるような歯周病が発病します。それを「インプラント周囲炎」と言います。
このような病気が起きないように 私たちが定期的にメインテナンスを行う事が重要なのです。また、インプラント周囲炎になったとしても 適切にケアをしていくことで病気の進行を止めて安定させることができます。
インプラント治療をされた方、またこれからインプラント治療を希望する方、皆さまに安心して使っていただけるように、もっともっと勉強していきたいと思います。

インプラントの勉強会
インプラントの勉強会
勉強会での一息 豪華なお弁当
勉強会での一息 豪華なお弁当
これからも、皆さこれからも、皆さんのお口の健康のために お手伝いさせていただきたいと思いますので、痛みなどの症状がなくても 定期的に歯科検診におこしください。お待ちしております。
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13年7月

7月担当の本橋です。

 暑くなって参りました。と、同時に海や山、花火大会等楽しいイベントが盛りだくさんの季節がやってきます。ワクワクしてきますね。
とは言え、体調を崩しやすい時期でもあります。無理をせず水分補給をまめになさってください。

今回は動物の歯について、お話ししたいとおもいます。
私たち人間の歯は主に3種に分かれています。
切歯・犬歯・臼歯、それぞれに役割があり、大体6歳から13歳で乳歯と言われる子供の歯(20本)から生え代わり、永久歯(28本)になります。生え代わった永久歯をその後一生使っていくのですが、多くの動物は食べるものや住む環境によって様々な歯を持っています。

まずは犬の歯、乳歯は28本。永久歯になると42本あります。後臼歯(こうきゅうし)、前臼歯(ぜんきゅうし)、犬歯(けんし)、切歯(せっし)の4種類に分けられます。人間のものとは違って、そのほとんどが、先が細く尖っていて薄い形状をしています。物を噛み切るのにとても重要な役割をしています、ハサミのように物を噛み切るので、これらの歯の状態を鋏状咬合と言います。

歯が何度も萌えてくる動物もいいます。サメの歯は抜けても次々と萌えてくる。たった1ヶ月で、すべて萌え代わるとさえ言われています。 うらやましいと思う方もいらっしゃいますでしょうか? サメにとって歯とは、手に代わって獲物を捕らえる道具なので抜けやすく、次々と代わりが必要なのです。

ゾウの臼歯
ゾウの臼歯の生え方はユニークで一般的な哺乳類の歯の生え方は乳歯が抜けて、その下から永久歯が生えるといういわばエレベーター式ですが、ゾウの仲間は後ろから前へ臼歯が生えてくるというベルトコンベヤー式なのです。
ゾウの臼歯は上下左右に一本ずつ生えていますが、これは臼歯が一本しかないのではなく、一本ずつ交代(こうたい)で生えてくるためです。摩耗した臼歯は、後ろから生えてくる新しい臼歯に押(お)し出されて前の方に抜(ぬ)け落ちていきます。ゾウの臼歯は上下左右にそれぞれ6本ずつあるので、5回生え変わることになりますが、ゾウは「ぞうり」のような臼歯で1日100キログラムもの草や葉っぱを食べているので当然とも言えますかね。

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13年6月

タバコと歯周病

 こんにちは。6月担当の歯科衛生士の渡辺です。
衛生士7人でリレーしているこのコーナーですが、私の番は8回目となりました。
今月はタバコの害についてお話します。
タバコが身体に悪影響を与える事は皆さんご存知だと思いますが、お口の中にもいろいろな悪影響を与えます。ヤニで歯が汚れるだけでなくメラニンが沈着して歯肉が黒くなり線維性のゴツゴツした歯肉になります。
写真@写真A

 タバコを吸う人は吸わない人に比べて3倍以上も歯周病にかかりやすく、また治りにくくなります。そして、歯を失う可能性が2倍高くなるという報告があります。
それは、歯肉に酸素や栄養を供給するのに大切な血管がタバコのニコチンにより収縮してしまうので、十分運べなくなり歯肉自体が弱くなってしまうからです。また、ニコチンにより傷口をふさぐ細胞の働きが鈍くなるので、歯周病の手術やインプラントの手術などを行っても術後の回復が遅れることが多くなります。

写真B タバコを吸っていなくても、家庭や職場で受動喫煙(タバコを吸わない人がいろいろな場所で自分の意志とは関係なくタバコの煙を吸わされていること)にさらされている場合は、歯周病のリスクが1.6倍になると言われています。

 愛煙家のみなさん。身体とお口の健康のために「節煙」や「減煙」ではなく『禁煙』をしてみませんか?
王子生協病院では、禁煙外来を行っております。一人で禁煙に挑戦するより医師と一緒なら禁煙に成功する率が上がりそうですね。ぜひ禁煙にチャレンジしてみて下さい。

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13年5月

 5月担当の東野です。
新年度も1ヵ月が経ちました。
私も衛生士3年目。「もう3年目だから」と言う言葉に不安とプレッシャーを感じています。
私の好きな「宇宙兄弟」というマンガのなかで、「やったことはきっと自分の力にかわるはず。ちょっとだけ無理なことに挑戦していこう」というセリフがあります。わたしも成長していけるよう毎日ちょっと無理して頑張っていこうと思います。

さて、少し前になってしまいますが、3/21に「セミプロ同窓会」を行いました。
セミプロさんというのは、2002年以前と2010年に行われた歯磨きセミプロ講座を受けてもらった方々です。正しい歯の磨き方を班会で皆さんに広めていただいたり、よいこの歯のまつりでお手伝いをお願いしたり・・・と患者さんとしてだけではなく生協王子歯科と関わって下さっています。

写真
今回はみなさんの知識のすりあわせも兼ねて、以前の講座でやったことの再確認から始めました。
その後、実際班会などやって下さった方の活動報告、今後セミプロさんとしてどんな活動をしていきたいか・・・など意見交換をしました。

みなさんのお話をまとめると・・・
「みんな、歯のことに関心はあるみたいだけど、歯みがきだけで集まってもらう班会は難しいかも・・・」とのことでしたが、例えば「よく噛むこと」は満腹感が得られて食べ過ぎの防止にもなりますし、認知症の予防にもなります。
よく噛める⇒噛める歯が必要⇒歯みがき!といろんなところに組み込めるのではないでしょうか!

写真
ほくと医療生協にはたくさんの班会があるので、いろいろな事とお口の健康そして歯みがきの大切さを結び付けて、まずはみなさんの話題に歯科のことを出していただければと思います。

同窓会ということで、最後に記念写真をとりました!

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13年4月

 こんにちは4月担当の山アです。

春の訪れを感じる季節になりました。春になると進級、入学、就職、転勤と新しいスタートを始めた方も多いと思います。また花粉症で苦しんでいる方も多いのではないのでしょうか?
今月は、2月23(土)〜2月24(日)に神戸のポートピアホテルで行われた全国の医療福祉生協が集まった「健康づくり活動交流集会&口と健康を考えるつどい」に参加しましたので報告したいと思います。 このつどいは、健康づくり活動と歯科の分野を学び、口とからだ全身の健康づくりについて組合員さんと一緒に考え交流したり、歯や口の健康づくり活動の推進を図ること。医療福祉生協らしい医科、歯科、介護、看護を探ること。各地で行われている認知症予防やロコモ予防を交流し更なる普及における課題を確認しそのヒントを探ること。全国の医療福祉生協の仲間との交流、親睦を図ることなどです。

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当歯科より、事務の上城さん、歯科技工士の塚越さん、組合員さんから清水音先さん(前事務長)、歯科衛生士の山アの4名で参加させていただきました。

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 1日目は 開会→基調報告→学習講演(歯科分野)→学習講演(健康づくり分野)→セイフウォーキング研究会報告→夕食交流会と時間に追われる1日でした。
歯科分野での報告で神戸常磐大学短期大学部 口腔保健学科の足立了平先生が講演した「口と機能とからだの健康」の中で、阪神淡路大震災を体験した足立先生から驚くべき報告がありました。
避難所での生活が長くなると肺炎死亡が多くなるとの報告がありました。
震災後、免疫力が低下し歯磨きや入れ歯をそのまま入れていたことでの不衛生で誤嚥性肺炎で亡くなる方が多いということです。先生は東日本大震災の被災地の避難所に出向き、経験から誤嚥性肺炎での死亡を予防し、避難所でもできる歯磨きや、入れ歯の洗い方などを直接被災者の方々に指導されていた報告は皆さん熱心に聞いていました。

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1日目の交流会の後、当歯科から参加した4名で三宮→異人館→ハーバーランド→ポートアイランドまでタクシードライバーさんが案内してくれ、短い時間でしたが神戸を楽しむことができました。

2日目は朝早くから6つに分かれた分科会があり、私は「口からはじまるコミニケーションスキルアップ〜笑いヨガを通して」を選択していました。 笑いヨガとは、誰にでもできる笑いの健康体操だとのことで、笑いの体操と呼吸法、ストレッチなどを組み合わせて行うことで脳、免疫系、消化器系、生殖器系、心肺機能等の身体やメンタルヘルスに効果が高いようです。
笑って自己紹介をして、笑って人とコミュニケーションをとり、かなり体力を使いました。
班会で新しく取り入れてみたいという意見が多く聞かれました。
「せっかく神戸へ来たのだから、神戸牛を食べて帰ろう」という話しになり、宿泊先のポートピアホテル近くのステーキ屋さんでランチを食べて帰りました。
マスターがアントニオ猪木さんとお友達で有名人が多く来るお店だったようです。
神戸牛は柔らかくて噛むのに苦労せず、美味しかったです。
あっという間の忙しい出張でしたが、今回の出張で吸収してきたことをどこかで発表ができればいいなと思っています。

山崎 裕美

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13年3月

 3月を担当する、林です。
春は卒業や、入学シーズンです。多くの人と接する機会が増えると、思います。
泣いたり、笑ったり、笑顔は、口元から。口角を上げて、白い歯が、チラッと見えるだけで、気持ちがいいですよね。
 その時にプラーク(歯垢)が付いていたり、着色など付いていたら、初対面の人に対しての印象が良くないかもしれません。

ステイン(歯の着色汚れ)は、紅茶や緑茶、コーヒーに含まれる色素や、タバコのヤニなど、時間をかけて、少しずつ蓄積され、着色していきます。

私も下の歯の前歯の着色に悩んでいました。
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もちろん、毎日の歯磨きは、していましたし、ブラッシングには自信を持っていたんですが、必ずここに着色が、付いていました。

 歯磨き粉の種類はいろいろありますが、欧米人はメントール系を好み、日本人はミント系を好む傾向が、あるそうです。
 食事のメニューなどでお袋の味が、あるように知らず知らずのうちに、歯磨き粉の味もお母さんが、選んだフレーバーが、お馴染みの歯磨き粉になってる場合が多いそうです。
 長年、私も「ホワイト&ホワイト」が好きでこればかり購入していました。

ステインが気になるので、コマーシャルでも、着色除去をメインとした、歯磨き粉がいろいろあり、試して見る事にしました。
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去年の秋から、使い続けた結果、
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気になっていた、着色がなくなっていました。

毎日おいしく食事をするために、噛むことの大切さ、歯のお手入れは大事になってきます。たまに歯磨き粉の味や種類を替えることで、気になる着色もなくなり、白い歯を取り戻せる事ができ、笑顔に自信ができました。
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13年2月

ビスフォスフォネート系製剤と顎骨壊死について
 
こんにちは、2月を担当する山崎です。
今月はちょっと難しいお話しになります。
当歯科で初診、再初診でいらした患者さんに歯科医師または歯科衛生士が毎回、内服の確認をさせていただいていると思います。
色々ある経口薬や注射薬の中でもビスフォスフォネート系製剤の商品名 ボナロン、フォサマックは近年、顎付近の放射線治療や抜歯、口腔内の不衛生などの条件で顎骨に炎症が生じ、壊死する顎骨壊死が起こることがあります。
顎骨壊死の発生頻度は経口薬より注射薬の方が圧倒的に高いようですが経口薬でも起こることがあります。
顎骨壊死
もし服用していても必ずしも顎骨壊死が起こるという訳ではありません。
歯科治療にかかる際は担当の医師に必ず伝えて下さい。
抜歯や外科処置が必要な場合は当歯科医師が医師に連絡をとり医師の指示のもと一時、薬を休止する場合があります。
ビスフォスフォネート系製剤に関連した病変が生じるのは顎骨に限局しています。
一度発症すると完全に治癒するのが困難といわれています。
ですので日常の予防が大切です。 ビスフォスフォネート系製剤による治療を受けている患者さんは専門医による定期的な予防処置を受けられることをおすすめします。
服用をしている方は必ず歯科治療の際は歯科医師に服用していることを伝えて下さい。
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13年1月

歯ぎしり・くいしばり

 新年あけましておめでとうございます!素敵なお正月を過ごしましたか?
1月担当は伊東です。

このストレス社会・・・寝ても疲れが取れなくて〜なんて声が聞かれますが、もしかして歯ぎしりが原因かもしれないとのこと。

実は私も寝起きが悪くて、8時間は寝ているのになぜ??と思っていました。

そうしているうちに某TV番組にて「歯ぎしり」特集があり、もしやこれは私!?と目からうろこ(ポロリ)が落ちましたね。

<歯ぎしり・くいしばりの害>

  1. 肩こり、偏頭痛、起床時のあごの疲れ
  2. 虫歯でないのに歯がしみる
  3. 銀歯や詰め物が取れやすい
  4. 歯が割れる
私は1、が当てはまりました・・・。

思い当たる方は鏡で口の中をのぞいてみて下さい。こんなものは見えませんか?
  1. 骨隆起(こつりゅうき)
    歯に強い力が長期間かかり、骨が変形したと考えられるそうです。害はありません。
    ただ、将来入れ歯になるとあたって痛いことが!
    骨隆起
    骨隆起
    骨隆起
  2. くさび状欠損
    くさび状欠損

    冷たいものがしみそうです。
    歯みがきの力が強くてもできます。
  3. 粘膜や舌に歯型がついている
  4. かみ合わせのすり減り

その他 いろいろ・・・

ナイトガード(マウスピース)歯医者でできる対処法は、就寝時に装着する「ナイトガード(マウスピース)」があります。
保険で3割負担の方は5000円程度で作れます。

実は私も作りました!良いですよ!!寝起きが軽くなりました。

歯ぎしり・くいしばりは自覚がない方がほとんどらしいので、気になる方は歯医者で相談されてはいかがでしょうか?

あとはストレス軽減ですね。
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東京ほくと医療生活協同組合
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