診療室から
14年6月
往診担当の橋本 暢子(はしもと のぶこ)です。
4月に入職してから早2ヶ月が過ぎました。研修医の渡辺先生も加わり、日々賑やかな医局です。
さて、生協王子歯科では4月より診療体制の見直しを行い、往診は主に私が担当することになりました。
実際に往診に行くのは私と歯科衛生士の2名ですが、所長の前田先生をはじめとする院内スタッフの協力を得て、全員で往診に対応しています。
居宅や介護施設、王子生協病院の病棟に伺って、義歯(入れ歯)の新製や修理や初期の虫歯治療のほか、歯科衛生士による口腔ケアや歯みがきなどを行っています。
歯科医院での治療と異なり、往診での処置には限りがありますし、治療以外にも気を配ることが必要だと感じています。また、患者さんを支えているご家族や介護者の理解が欠かせません。今後は外部との連携を大切にしながら、より気軽に往診を受けていただけるよう環境を整えていきたいと考えています。
週に4日、北区を中心に「生協王子歯科」のロゴとかわいいイラストが描かれた軽自動車で廻っています。
街でみかけたらぜひ声を掛けて下さいね。
14年5月
こんにちは、事務の上城です。久しぶりに書かせて頂きます!
新入社会人の皆様は一カ月経ちましたが慣れましたでしょうか?
私も入職してからまる4年が経ちました。4年も経ちますと馴れ合いになってしまう事が多々あります。いけませんね。初心忘れべからずです!
何事もフレッシュな気持ちを取り入れなければ・・・
ということで、待合室をプチリニューアルしてみました!!
まずは、椅子の並びを変えました。車いすの方も通れるようスペースを十分とりました。
次に掲示物を整理し見やすくしました。歯ブラシ販売の料金表や自費の料金表なども掲示したので興味のある方はご覧ください。
自費の料金表だけではイメージが湧かない方もいるのではないかと思い、模型を展示してみました。
模型は技工士さんに作成していただきショーケースに並べました。かわいいフィギアも展示しているので来院の際に覘いてみてください。
これからも色々な工夫をしていきたいと思っているので、またその時はご報告させていただきます!
13年5月
『医療環境管理士』の資格を取得しました
歯科医師の藤村です。
ようやく暖かくなってきました。生協王子歯科では今年も新しい研修医を迎え、
ますます活気ある診療室となっています。
さて、またわたくし事ではありますが、先日『医療環境管理士』という資格を取得いたしました。この資格は、感染予防・対策と環境整備に関する専門的な知識や技能を有し、他職種と連携して指導することを目的とした認定資格です。安全かつ衛生的な医療環境のインフラの構築・管理、医療環境整備のシステム作りから、医療廃棄物取扱い、微生物学、サニタリーデザイン・設備及び空調、ペストコントロール、清掃技術、感染予防対策などの専門知識・技術等、筆記試験勉強範囲はかなり広範囲でした。
筆記試験の合格者は認定講習会を受講し、初めて認定証を手にする事が出来ます。
4月13日に行われた講習会では、グループワークで様々な職種の方とお会いする事が出来ました。医師や看護師、臨床検査技師などの医療関係者や清掃業者、製薬会社員、遺品整理の仕事をしている方もいらっしゃいました。日常の感染対策の取り組みにおいて苦慮している点、今後の取り組みへの意気込みなど、それぞれに患者さまやお客様を感染から守り安全に業務を行っていこうという真摯な姿勢に、私も気が引き締まる思いでした。やはり人の安全を守るのは人であり、職場内の協力と共通認識がなければ、あっという間に環境レベルは低下し、感染の危機にさらされるものなのだと参加者の皆さんのお話から改めて実感する事が出来ました。
今後は勉強したことを活かして、診療での感染対策だけではなく、診療室を中心とした啓蒙や環境整備にも努めていきたいと思います。
13年4月
アイドルグループと3.11
先月3月11日で、東日本大震災から2年となりました。
私たちは毎年忘れることなく、震災で被害にあわれた方々を悼み、復興を祈念し、防災についての認識を新たにしなければなりません。しかし、残念ながらこの2年でも被災地のおかれている状況は大きな変化はないまま、あるいは人災とも言える二次的被害に直面し、一部では残念ながら早くも風化の兆しが見えつつあります。
今回は、「診療室から」外に飛び出したお話です。
3月11日、人気絶頂のアイドルグループが被災地10か所に分かれて訪問し、
復興支援コンサートなどのイベントを開いたそうです。私の故郷では、放課後の中学校に突然現れたメンバー6人が体育館でヒット曲を何曲も披露し、震災支援のメッセージ「誰かにために」と書かれたTシャツとステッカーを1人3枚ずつ配布してくれたようです。被災地の子供たちにとっては、いつもテレビで見ているアイドルを目の前にする喜びだけではなく、2年経過しても変わることなく遠い場所にいる人たちが自分たちを見守ってくれているという暖かさも伝わったのではないでしょうか?
一部では「供養の日に不謹慎」という意見もあるようですが、私は未来を担う子供たちは前を向いて元気に育ってほしいと思います。分刻みのスケジュールの中、テレビ番組の企画ではなくプロジェクトとして、継続してこのような支援を行ってくれる若いアイドルグループに敬意と感謝の気持ちを持ちました。
被災地はまだまだ厳しい状況です。
自分の立場で、自分の出来ることを、継続して行うことがこれからも大切だと思います。
歯科医師 藤村
13年3月
第2の親孝行
しばらくの間、この「診療室から」のコーナーをさぼっていました。
歯科医師の藤村です。
今回は少しだけお休みを頂き、患者様はじめ皆さまにご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
特に、私の復帰まで治療を中断して待って下さっていた担当の患者さまのお気持ちには感謝と共に、これからも皆様のご期待に添えるような診療を行っていく決意を新たにしております。
生協王子歯科はもともと高齢者の患者さまが多く、杖をついてわざわざ遠方からお見えになる方や、どちらかというと治療よりは私たちとのお話を楽しみに来ていただいている方々もたくさんいらっしゃいます。そんな時私は、いつも亡くなった自分の両親とその姿を重ねてしまいます。なかなか出来なかった親孝行、患者さまを自分の両親のように大切に診療させていただくことで、亡くなった両親も天国で喜んでくれるのではないかと勝手に思っています。
早く、桜のほころぶような暖かい日が訪れますように。
これからもどうぞ生協王子歯科をよろしくお願いいたします。
歯科医師 藤村
12年8月
認知症ライフパートナー検定試験に合格しました!
またまたわたくし事ですが、先日認知症ライフパートナー検定試験の基礎検定・応用検定に合格しました。
超高齢社会の進展に伴い、日本の認知症の人は増加していますが、認知症という病気に対する知識が社会的に浸透しているとはいえません。認知症ライフパートナーは、認知症の人に対して、これまでの人生や生き方、価値観を尊重し、日常生活をその人らしく暮らして行けるように、本人や家族に寄り添い、サポートできる人です。
認知症に関する基礎知識から、さまざまなアクティビティ(回想法、音楽、絵画、運動、アロマセラピーなど)、社会背景や制度、生活の基盤である住宅や施設などの居住環境など広範囲に学びました。
ちなみに基礎検定は65%、応用検定は44%の合格率でした。
認知症の方への接し方だけではなく、認知症と口腔には深い関係があることから今後の歯科治療におおいに役にたてると思います。認知症について学習することにより、「人を尊重し、大事にする」ことを学ぶことが出来たと思います。
これからも現状にとどまることなく、たくさんの知識やスキルを身に付けていきたいと思います!
歯科医師 藤村
12年7月
「つう」と言えば・・・
寝苦しい日が続いていますが皆さん体調はいかがですか?
大汗をかいたり顔を赤くほてらせたりしながら、この暑い中をたくさんの患者さまに来院していただけますこと、職員一同感謝申し上げます。
先日の診療中のお話です。
治療に使う材料を助手さんに持って来てももらおうと、
「コレに使うアレ、ほらアレを持ってきて下さい。」
という私の言葉に、治療中の患者さんが吹き出しました。
「先生も、物の名前が出ないことあるのね。」
その通りです。
「ど忘れ」というものですが、
脳の老化は固有名詞が出なくなるところから始まっているそうですので、
まったく気をつけなければなりません。
結局、名前が出なかったものを的確に察してすぐに用意してくれたベテラン助手さん。
私たち歯科医師の毎日は、こんな「つうかあ」なスタッフに支えられているのです。
歯科医師 藤村
12年6月
合格しました!!
こんにちは。事務の上城です。
日に日に暑くなってきましたね。夏もそこまで来ています。
さて、以前にお話しさせていただいた、歯科医療事務の資格を取得することが出来ました。
少々時間はかかりましたが、なんだかホッとしています。
けれど、同時に焦りもでてきています。いくら合格したからとはいえ、活かせなければ意味がないのですから・・・
これからが本当の勉強だという気持ちで、先輩方のアドバイスも頂きながら、一歩ずつ成長していきたいと思います。また、職場に貢献し、少しでも患者様のお役に立てる様に頑張ります。
上城
12年4月
トイレをリニューアル!
こんにちは。事務の上城です。
以前から、患者さんや組合員さんからの要望が多かった「トイレにウォシュレットを!!」の声に応え、ついに念願のウォシュレットを付けることが出来ました。
より快適にご利用いただけるかと思います。
これからも、利用者さんの声にお応えしていきたいので、たくさんのご意見、ご感想をいただけると幸いです。お待ちしております。
上城
12年3月
豚さんを囲んで
先日、医局全員でインプラント術式確認のための実習を行いました。
豚の下顎に、本番さながらメスで切開を入れて、インプラントを埋め込んでいくのです。ヒトとはまた違う難しさもありましたが、お互いの手技について語り合いながら
ワイワイ楽しい夜でした。
みんな真剣です |
余裕の笑顔かな? |
黙々と… |
抜歯に挑戦し始めた技工士の塚越さん |
*実習の隣で技工士の塚越さんが豚の歯の抜歯に挑戦していました。
塚越さん大苦戦…そんなに簡単に抜けるものじゃないですよー。
12年2月
三陸名物『磯らーめん』
今月も私ごとですが…。
今回は、私が子供のころから大好きな磯らーめんのご紹介をします。
岩手の陸中海岸沿いのドライブインには、美味しい磯らーめんを出してくれるところがたくさんあります。
磯らーめん。スープは磯の香りいっぱいの透明な塩ラーメンで、細めのちぢれ麺の上には器狭しとばかりにマツモ・ふのり・ワカメ・エビ・うに・イカ・青のり・イクラ・シュウリ・ホタテ……確か12種類の具がのっていたのを覚えています。本当に、箸でよけないと下の麺が見えないくらいです。
震災後に訪れた時には、まだ漁や流通が不可能で具の用意が出来ないとのことで「磯らーめん」が「わかめらーめん」に変わっていました。
1年前のあの日、猛獣のように多くの物を飲み込んでしまった三陸の海は、今頃早春の
日差しを浴びて穏やかな波音を繰り返していることでしょう。
海の幸は三陸の宝です。
今度帰省するときは何種類の具が麺の上を占領しているか、また磯らーめんを食べる
ことを楽しみにしています。
皆さんも、岩手にいらっしゃる際は、磯らーめんを是非ぜひご賞味くださいませ!
藤村
12年1月
(またまた私ごとですが…)
メンタルヘルスケアマネジメント検定マスターコースに合格しました。
ストレスの多い時代…数年前に労働安全衛生法が改正され、企業でも労働者の心の健康に
取り組む割合が増えているようです。
メンタルヘルスケアへの取り組みももちろんですが、「私たち職員が楽しく働かなければ患者さまにも安らいだ気持ちで受診していただけないのではないか?」「患者さまに、より一層優しく接するには、まず職員がお互いにより一層思いやり支え合うことが大事なのではないか?」と考え、私ごとですが、メンタルヘルスマネジメントの勉強に数カ月取り組みました。
メンタルヘルスマネジメント検定は、大阪商工会議所で2006年から実施している民間の資格検定で、職場での役割により、マスターコース・ラインコース・セルフケアコースがあり、年々受講者が倍増しているそうです。私の受験したマスターコースは、主に一般企業の経営者や人事労務スタッフが受験するコースで、法規的な事項や企業の現状など、歯科以外の職場に出たことのない人間にとっては、初耳という学習項目も多く、まだまだ若輩であることを痛感しました。
かなり久しぶりの「受験勉強」。しかしながら12,9%の合格率という難関のところ、無事合格することができ、ホッとしています。
これから生協王子歯科の職場に還元できるよう、活力ある職場つくりに役立てたいと思います。
藤村
11年12月
あけましておめでとうございます。
昨年は悲しい出来事も多く、いつもより1年を長く感じた年でした。
今年は前へ!前へ!
生協王子歯科職員一丸となって前進してまいります。
皆様の健康を守るため頑張ります。
今年もよろしくお願いいたします。
おかげさまで、このホームページのアクセス数ももうすぐ1万達成!
サボらずに更新していきますので、こちらの方もよろしくお願いします♪
11年11月
前進!前進!日夜奮闘!!
こんにちは。事務の上城です。
日が落ちるのが早まり、すっかり秋空になってきましたね。
さて、私も生協王子歯科の職員となり一年半が過ぎました。事務職員としてのスキルアップということで、医療(歯科)事務の資格を取得する為、ただいま、猛勉強中です!!
通信教育で勉強していまして、自分のペースで出来るといった利点があるのですが、それがある意味自分との戦いでもあります。
家に帰れば、テレビや漫画・・・etc
と、誘惑ばかりで、なかなか勉強がはかどらない日々が続いていましたが、ある方からの激をいただき、おかげでなんとかいいペースで進めています。
取得することができたら、事務職員として、より多くの患者さんに納得のいく説明が出来るよう頑張ります。
また、自分にムチを打ち一歩ずつ前進していきたいと思います。
11年9月
震災から半年
今回は 個人的ではありますが、震災からまだ2カ月の5月に、実家に帰省したときのお話をさせていただきます。
甥と二人で、まだ電気の通ってない地元の市民会館に車で向かいました。市内のいたる所から市民会館のホールに遺留品・拾得物が集められていたからです。
市内1番の商店街はがれきに埋もれており、シャッターが閉まった多くの店舗の、その激しく歪んだ金属の表面に無造作にスプレーで「○」「×」と記されていました。倒壊した家屋の処理の分別だ、と聞かされました。
「ここの店の人たちも流されたんだよ」と甥が指を差して教えてくれた鞄屋さんは、私が子供のころにランドセルを買ってもらったり、上京前に父親が私のために高い鞄を買ってくれたりした思い出深いお店でした。高校生のときに友人と大食いしたたこ焼き屋さんも、誕生日にケーキを買ったお菓子屋さんも、すべて泥にまみれてペシャンコになっていました。同級生の家も、まるで巨大な熊手で引っかかれたように骨組みしか残っていませんでした。
お巡りさんの手信号で、市内で1番大きい交差点を曲がった先の市民会館は、大ホールが水没したため椅子がすべて外に出されていました。
工事用の大きな照明が屋内にいくつか置いてありましたが、それでも照明も日光も届かない薄暗い中をホールを目指して奥へ進んで行きました。屋内だというのに足元は泥んこが渇いて滑りやすくなっていました。
拾得物の集められたホールの前には、数人のボランティアと思われる方々が、ただ黙々と作業をされていました。泥にまみれたアルバムを1枚1枚めくって、埃と泥を払っていくのです。誰の物か分からない、海水で写真もふやけて見えない、本当に持ち主に届くかも分からないアルバムを、ただ淡々と1枚ずつ撫でるように丁寧に泥と埃を払っていました。その背中を丸めた後ろ姿はまるで祈っているようでした。
ホールの中は、たくさんの拾得物が無造作に積み上げられ、そのむせ返るような海水と人々の生活の臭いで私は一瞬足が止まりましたが、何度もご遺体安置所も廻っている甥は臆することもなくどんどん奥に進んで探し物を始めました。
泥にまみれたアルバム、トロフィー、家計簿、制服、ご位牌…一つ一つに人の生活と人生と魂がこもっている。ある紙袋には、同じ人の名前の小学校の通信簿から賞状、給与明細まで入っていて、大切なものをこの袋に保管していたのだと判りました。この人は無事なんだろうか…?今更ながら、震災の大きさと残酷さに胸が潰れる思いでした。
その時、甥がある段ボールの中のアルバムから私の子供の頃の写真を見つけました。知人の結婚式に着物でおめかしして出席している写真でした。着物は姉からのお下がりでした。
「私はここで大きくなったんだな。私の故郷は被災したんだな」
3月11日、テレビの前で自分の故郷が一瞬で波にのまれていくのをただ見つめるしかありませんでした。
でも、実際の景色や人々の苦しみはそんな生易しいものではないと実感しました。
震災から半年、海岸はまださら地です。
1日も早く故郷のみんなや被災地の方々が前を向いていけるよう心から祈っています。
藤村
11年8月
ついウトウト…
まだまだ暑い日が続きますね。
平素、炎天下や大雨の中もたくさんの方に通院していただき、ありがとうございます。また、診療室内の節電にご協力いただき感謝申し上げます。
この時期、診療中によく経験するのは、根っこの治療中などの患者さまの居眠りです。「暑い中や忙しい中、いらっしゃってお疲れなんだなー」と思いつつ、気持ちよく寝息を立てていらっしゃったりすると、なんだか起こしてしまっては申し訳ないような気持ちにもなり、患者さまに指をくわえられながら、しばしの間治療の手を止めることもあります。
「安心してここ(診療台)に横になっているんだ」と言っていただけてうれしいのですが、治療を迅速に進めることが本分なのかもと、ちょっと迷うところです。(^_^.)
藤村
11年7月
生協王子歯科オリジナル患者様アンケート
生協王子歯科では「歯の衛生週間」に因んで、6月21日と22日、治療内容や対応について待合室で患者様にアンケートを実施させていただきました。
歯科の運営委員さん(石原理事・上野理事)に全面協力していただき、来院いただいた患者様に積極的にお声をかけてアンケートにお答えいただきました。
2日間で111名分の集約、石原さん、上野さん、お疲れ様でした!
少しドキドキして結果を待っていたのですが…
- 治療内容はいかがですか?
- 職員の対応はいかがですか?
- 診療室・待合室の環境はいかがですか?
この3つのすべての質問に、約50%以上の方が「満足」とお答えいただき、「やや満足」を合わせると70%を超える結果となりました。「悪い」は全項目0票でした。
さまざまな反省材料・検討事項・改善対策とさせていただくためのアンケートのはずでしたが、驚きとともに職員の大きな励みとなりました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
今後もさらにご満足いただける診療をしていけるよう職員全員一致協力し、邁進してまいります!
おまけ:
質問4の「良かった点があれば、職員の名前を教えて下さい」の項目で、「藤村医師」とご記入いただいた7名の皆様、ありがとうございます!もっともっとご期待に沿えるようこれからも頑張ります。
(個人的なことですみません (*^_^*) )
藤村
11年6月
毎年恒例の写真撮影
生協王子歯科では、1年に1回職員の集合写真を撮影しています。非常勤でこの日に参加できなかった職員もいるのですが毎年職員が増えていってだんだん1人1人の顔が小さくなっていきます。
総勢19名で皆さんのご来院をお待ちしています。
このホームページのトップページの写真を変更していますのでご覧ください。
11年5月
1階エレベーターホールに「復興の狼煙(のろし)」ポスターを貼っています!
被災地岩手県釜石市から発信されている言葉少なく、でもとても力強いメッセージです。
「一緒に悲しむことよりも、あなたの仕事を一生懸命やってほしい。それが沿岸を、岩手を元気にする力になると思うから。」13枚のポスター全てにこのメッセージも添えられています。震災から3カ月になりますが、私たちも被災地の事を胸に自分たちのことを一生懸命進めていきましょう。日本、前へ!
ポスターは順次貼り替えを行っていきますので、ご来院の際はぜひ実際ご覧ください。
*「復興の狼煙(のろし)」収益金は義援金になるそうです。
11年4月
新年度が始まりました!
ようやく暖かくなってきました。
患者の皆様には、引き続き診療所内節電にご協力いただきありがとうございます。
さて、生協王子歯科では新人衛生士をはじめ、臨床研修医や歯科助手と新しいメンバーを加えますますパワーアップして皆様をお迎えしております。
だんだん大所帯になっていきますが、持ち前のチームワークで毎日の診療に奮闘してまいりますので、今後ともよろしくお願いたします。
11年3月
診療室の私たちにできること。
一瞬で奪われた多くの日常と人生、かけがいのないものに、遠く離れていても胸がつぶれる思いです。
今、私たちにできること。
募金、節電、そして目の前の患者さまを一生懸命診ること。その患者さまを口の中から元気にしてその人が誰かを元気にして…いつかきっと被災地まで届く。この思いを5年、10年、ずっと持ち続けて…皆で目の前の人に向きあい、隣の人に寄り添って、慈しみ合い尊重し合い繋がっていきましょう。
生協王子歯科 職員一同
11年2月
患者さんが利用しやすい歯科診療所をめざして
チェックしています!! |
はじめまして生協王子歯科の事務の上城です。
入職して一年目で、まだまだ未熟者ですが、日々奮闘しながら働いています。
事務では、昨年の11月頃から患者さんが気持ちよく院所を利用してもらえるように『待合室点検表』を掲示し、1日朝と昼2回にわたり点検表に沿っていくつかの項目をチェックしています。
例えば、(トイレットペーパーの補充)(便器回りは汚れてないか)(手洗い洗浄剤の補充)(本棚の整理整頓)・・・etc
待合室の洗面台の所に掲示してあるので実際に行っているか点検していただいても構いませんが(笑)
実行してから1・2カ月たったころに患者さんから『医療機関でこんなきれいなトイレは見たことがない』と、お褒めの言葉をいただいたので、とてもやりがいを感じています。
待合室 『虹の箱』 |
その他に待合室には『虹の箱』を設置しています。
「虹の箱」とは患者さんの声(感謝・苦情・要望・提案など)を聞くことを目的としています。
患者さんや組合員さんの小さな不満も逃さない様にする為、待合室全体を模様替えし、投書しやすい環境を作りました。また、投書された際には職員全体で機敏に対応しています。
これからも、もっとよりよい歯科診療所をめざして、問題点などを挙げ、改善していきたいと思います。
事務 上城
11年1月
ますます拡がるインプラント治療
生協王子歯科開設と同時にスタートしたインプラント治療はどんどん症例が増えています。
1本だけ歯がない場合にも周りの丈夫な歯を削ったり、入れ歯のバネをかけたりしてしないで、インプラントを選択する患者さまが増えています。
また、1本も歯がない場合でもインプラントを入れて入れ歯の固定装置にして、外れやすい入れ歯を安定させることが可能になります。
インプラント手術のストレスも思いのほか少なく、術後の定期検診も継続的に行っているので、安心して治療を受けられるとお話しして下さる患者様も多く、今後ますますインプラントは皆様のお口に身近な存在になっていきそうです。
10年12月
ある夜の出来事
生協王子歯科では、水曜日と金曜日に夜7時半まで診療を行っていますが、先日夜間診療中の夜7時に1本の電話が…。
ある患者さんのヘルパーさんから、「入れ歯のバネが外れず、痛みで夕御飯が食べられなくて困っていらっしゃる」とのこと。診療終了後の夜8時に歯科医師2人、往診車で患者さんのお家に駆けつけ、入れ歯のバネを外して差し上げました。
決して外しづらい作りではなかったのですが、何らかの拍子に変形して食い込んでしまったのでしょう。ヘルパーさんにご連絡をいただけたから良かったですが、独居の高齢者の方には色々な危険があるのだと思いました。
皆さまが安心して暮らすことのできる医療ネットワークの必要性を改めて実感した夜でした。
藤村
10年11月
インプラント症例検討会を行いました。
生協王子歯科でインプラント治療をさせていただいた患者さまは、必ずメインテナンスに定期的に来院していただいてフォローアップを行うようにしています。
ほとんどの患者さまは術前から歯科医師だけではなく、衛生士を担当制にして少しの問題点も見逃さないようにしています。
11月4日に各担当の症例の報告を診療スタッフ全員で行いました。
口の中の状況だけではなく歯磨きの習慣や生活背景など、せっかくお口の中に入ったインプラントでずっと快適に生活していただくためにどうしていったらよいか、1人1人の患者さまのためにみんなで意見を出し合いました。
とても充実した検討会になったと思います。
これからも患者さまが安心してインプラント治療を受け、楽しい食生活を行っていただけるように職員全員で努力してまいります。
藤村
10年10月
10月から歯科往診車が新しくなりました。
車のデザインも一新、新車で気持ちよく歯科往診に廻らせていただいています。
10年9月
夏休み
ウェルカムサービスでワイン・ ウィスキー・お茶などが運ばれます。 |
私ごとではありますが先日いただいた夏休みで、北海道に行ってまいりました。
夏休みに北海道というのはいささか定番ではありますので今回は寝台特急「北斗星」で16時間かけて札幌に向かいました。
いつものように当日5時半まで診療を行ってそのまま上野駅に向かい乗り込んだ「北斗星」はまるで異空間でした。カメラ小僧たちの羨望の眼差しを受けつつ、スイートに次ぐ豪華さといわれる「個室デラックス」に入ると何だかちょっと拍子抜けした感じ…。
「A個室ロイヤル」にはベッド・書斎・ 洗面所・トイレが付いています |
レトロと言っては聞こえが良いですが、設備の老朽化が明らか。きれい好きの方には正直あまりお勧めできません。
走り出した列車は普段の通勤電車と比べ物にならない振動で移動は手すりが頼りでした。
朝ごはんをルームサービスで いただけます。 |
しかしながら時間の経過とともにそんなことも気にならない景色が大きな車窓に次々と広がって、旅行業者の謳い文句「夢空間」は嘘ではないなと思いました。
関東圏を抜け通過駅のホームに人影が見えなくなるころには満天の星空が広がり、ベットに横になりながら星空を眺めているとスーッと気持ちが穏やかになりました。
見どころと言われる青函トンネルはそのまま眠りについてしまい通過してしまいましたが…。
バナナパフェとテレビ塔 |
日が昇り、函館を越えてからは海岸線にそって列車は北上、漁村の懐かしい風景や北海道ならではの広大な景色を堪能できました。
16時間なんてあっという間。楽しい旅でした。またいつか乗車したいものです。
ただし体力と時間には余裕があったほうが良いかもしれません。
北海道の車窓から |
寝台特急「北斗星」も当法人も「ほくと」つながりということで、何回も関わりたくなるような、何回関わっても新しい発見や満足が出来るような、東京ほくと医療生活協同組合もそんな組織になれるよう職員の一人として目指していきたいと思います。
生協王子歯科の職員もみなそれぞれ夏休みをいただいてリフレッシュ、さらに意欲的に診療を行っていきますのでよろしくお願いします!
藤村
10年8月
医局のオフショットです。
3年目研修医の野口先生と所長の前田先生 |
10年7月
歯科衛生士の仕事
生協王子歯科の衛生士は現在6名、毎日パワフルに働いています。
衛生士というと、あまり歯科にかかったことのない方には聞き慣れない職種かも知れません。
歯周病は日本人の歯が抜ける原因1位で生活習慣病の1つに数えられていて、最近は糖尿病や心疾患など全身疾患との関わりも明らかになってきました。衛生士は患者さまと一緒にその歯周病の予防・治療を進めていくのが主な仕事です。具体的には歯周病の検査、歯垢や歯石など除去、歯周病の説明、歯磨き指導・メインテナンスなどを行っていきます。
診療の準備や器具の消毒滅菌、診療室や往診先での歯科医師の診療介助も衛生士の仕事ですから1日中大忙しです。でも皆患者さまの笑顔を見るために協力しあいながら日々、積極的に働いています。
その他にも生協王子歯科の衛生士は、診療室から飛び出して組合員さんの班会や保健学校の講師、歯磨きセミプロさんのお世話など大いに活躍しています。最近は「よいこの歯のまつり」や「高校生の衛生士1日体験」などの行事も目白押しです。
彼女たちの働きぶりには私たち歯科医師も本当に頭が下がりますし、信頼できる大切な仲間です。
今後、より一層患者の皆様に寄り添った診療にするために、来年あたりは若い力が仲間入りして、もっともっとパワーアップできたらと思っています。
藤村
10年6月
いつも温かいお言葉ありがとうございます!
開設以来、患者さまから感謝のお手紙を多くいただいております。直接患者さまの笑顔やお言葉をいただくのももちろん嬉しいのですが、お手紙をいただくのはまた喜びひとしおという感じがします。スタッフ一同とても励みになり、仕事へのさらなる意欲がわいてきます。もちろん厳しいご指摘、お叱り等も真摯に受け止めてまいりますので、今後ともお気づきの点がありましたらよろしくお願いいたします。
藤村
10年5月
歯科技工士の仕事
手前は週1で支援に来てくれている 小豆沢歯科の技工士小松さんです |
生協王子歯科は2007年の6月1日に開設し、おかげさまでが丸3年経過いたしました。
今回は当歯科で3年前から常勤で頑張っている歯科技工士の紹介をしたいと思います。
歯科技工士という仕事は耳慣れない方も多いかもしれませんが、患者様の口の中から採った模型をもとにして入れ歯や銀歯を作る仕事です。髪の毛1本も噛んでわかる敏感な口の中ですから、その仕事は非常に繊細で確実なものが要求されます。
当歯科の技工士は義歯を中心に作製しています。常勤の技工士がいることにより、壊れた義歯も迅速に修理したり、患者様のご要望により作製中の義歯の見た目を診療室ですぐに直したりと、私たち歯科医師は大いに助かっています。歯の向きや色が少し違うだけで顔の印象は大きく変わりますのですぐに対応してくれる技工士はとても頼りになる存在です。おかげさまで義歯の評判もよく、わざわざ遠くから義歯作製希望で来院される患者様もいらっしゃいます。
一見クールなところもありながら(笑)、一昨年は原水爆禁止世界大会に出席するなどハートのアツい人です。
生協王子歯科はチームワーク医療をとても大切にしています。歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、事務が連携をとって意欲的に毎日診療を行っていますので、口の中のことで気になることがありましたらぜひお気軽にご来院ください。
10年4月
臨床研修施設見学
新年度の臨床研修が始まったばかりですが、早くも来年度の臨床研修施設の見学のために歯科大学の6年生の皆さんが訪問されています。
生協王子歯科ではあらかじめ訪問日を打ち合わせていただければ、研修施設や研修内容の説明から診療室の見学まで、お1人から対応させていただいております。
研修内容や施設の雰囲気など、直に見たり聞いたりしてイメージをつかんでいただければと思います。今年度の研修医の生の声を聞いていただくのも参考になると思います。
興味のある方は、まずはメールでご連絡を。
藤村
10年3月
「朝の風景」
生協王子歯科の診療は午前9時から始まりますが、患者さまを気持ちよくお迎えするために職員は朝から張り切っています。
8:00 |
事前に今日のカルテをチェックするためです。 今日はどんな方が来院されるか、どんなことに注意しなければいけないか、どうしたらスムーズな診療で患者さまにご満足いただけることができるか… そんなことを考えながら全てのカルテをチェックしています。 |
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8:30 | スタッフ全員で一斉に診療室で診療準備を始めます。 | ||
8:45 |
全員で昨日あったこと、今日の予定、連絡事項などを確認します。 |
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8:50 | それぞれのチームに分かれて打ち合わせを行います。 アポイント表を見ながら、今日来院される患者さまの治療内容や注意事項などを1人1人のお顔を思い浮かべながらチェックしていきます。
|
||
9:00 | 時間ぴったりに診療室に患者さまをお迎えします。 スタッフ一同身を引き締めて診療が始まります。 |
10年2月
昨年12月28日、診療後に職員全員で大掃除を行いました。
待合室から診療室、スタッフルームまでみんなで協力し合ってピカピカに磨きあげました。大掃除後は忘年会を行い温かい鍋で1年の労をねぎらいました。2次会のカラオケでは皆で我を忘れて大騒ぎ、楽しい時間を過ごしました。
新年からきれいになった診療室と新たな気持ちで患者さまをお迎えしております。
よろしくお願いいたします。
藤村