文字の大きさ− +
 
トップページ>患者さま向け情報>研修医日記

研修医日記


17年8月の研修医日記

こんにちは、研修医の平井善夫です。生協王子歯科で勉強させていただいて約3か月がたちました。模型を使い、CRや形成の練習を診療後に行っています。
CRは、前歯部から臼歯部、クサビ状欠損から咬合面、隣接面までさまざまな部位、形態を練習しています。直接、指導医の先生から指導していただける環境は本当にすばらしいです。実際患者さんにCRを行ったりもします。 ですが、形態、部位により一時間近くかかってしまうことも多々あります。もっと練習が必要です。

研修医1708 研修医1708

 

研修医1708

そのほかにも根管拡大、根管充填も行いました。
抜去歯を用いての練習になります。一本一本で根管の形態が違うので難しいです。

 

 

研修医1708 研修医1708

 

根管を見つけることができなかったり、根尖部までしっかり充填できなかったり、すごい死腔ができたりしてしまっています。練習を重ね、今ではこのようなミスもだいぶ減りました。患者さんにも実際行ったりしています。デンタルでしっかり充填できていることも確認できました。
生協王子歯科での研修も、終了にむかっています。一つでも多くのことをみにつけ、今の時間を大切に日々過ごしていきたいと思います。


ページの先頭へ

17年7月の研修医日記

研修医1707

こんにちは、研修医の平井善夫です。
生協王子歯科で勉強させていただいて約二か月がたちました。今回はいつもの日記と異なり、私たち東京民医連の研修医などが、主体となって取り組んでいる「サマーセミナー」について紹介していきたいと思います。サマーセミナーとは、毎年夏休みの時期に歯学生・衛生士学生・技工士学生を対象とした現場体験のセミナーです。
研修先をどうしようか悩んでいるけれど、色々見学に行くのが面倒だと思う学生の皆さん、その気持ちはとてもよく分かります。
このとても暑い中でのスーツは、タチの悪い罰ゲームと変わりません。その点、サマーセミナーでしたら私服で構いませんし、セミナーの後は交流会も用意しております。 興味のある方は、是非ご連絡下さい。

  • 日 時:7月29日(土) 10:00〜
  • 場 所:代々木歯科 (東京都渋谷区千駄ヶ谷5−12−12)
  • 電 話:03-3341-7691
  • 対 象:歯学生、歯科衛生士学生、歯科技工士学生
  • 参加費:無料(昼食も無料)
  • 内 容:歯科見学 床義歯体験 印象採得 など

ページの先頭へ

17年6月の研修医日記

こんにちは。研修医の平井善夫です。
生協王子歯科で勉強させていただいて、約一ヶ月が経ちました。最初はアシストや治療の準備、片付けが主でした。アシストの際のバキュームの位置は、治療の部位が同じでも患者さんによってお口の中は違うので、対応するのが難しく日々勉強です。
この一ヶ月で、急患に対する主訴の聞き出しやレントゲン〔パノラマ〕の撮影などを教えていただきました。入れ歯の患者さんに対しては、入れ歯の適応状態を見て削合、調整などを教えていただき、少しずつ経験をしています。
歯内治療に関しては、タービンでの仮封セメントの除去、セメント連和からの仮封をさせていただきました。タービンはなかなか慣れるのに時間がかかりそうです。後はう蝕処置に対する麻酔も経験中です。患者さんに対して行うことにすごく不安がありますが、それまでに指導医の先生から勉強会という形でしっかり教えていただき、模型で練習を行うことができます。診療後の勉強会で一から丁寧に指導をしていただいています。そして、何より指導医の先生がしっかりと見てくれているので、自分のレベルを把握し、それに見合った患者さんの処置から任せられるため本当に勉強になります。
歯科以外では、メーデーへの参加や国会研修などを行いました。普段では絶対にできない経験でした。毎月新しいことをどんどん身に付けていきます。


ページの先頭へ

17年5月の研修医日記

研修医

はじめまして。
四月から生協王子歯科で研修医としてお世話になることになりました、平井善夫です。
地域に密着した医療、充実した研修プログラムに魅力を感じ、お世話になることをきめました。奈良県出身で、大学は埼玉にある大学に通っていました。
今は主に先生方のアシストや準備、片付けなど基礎的なことを勉強させていただいています。実習では、セメントの練和、石膏注ぎなどを教えて頂きました。学生時代の実習とは違い、失敗は許されないので毎回汗だくです。
少しでも早く一つでも多くのことを身につけられるように頑張ります。
宜しくお願いします。


ページの先頭へ

15年3月の研修医日記

一年はあっという間です
一年はあっという間です

 すっかり春らしい温かい季節となりました。この時期は色々イベントごとも多く別れと出会いの季節でもあります。このブログも人知れず更新しておりましたが、今回で最終回となりますので、私もそうでしたが研修先を探していてこのブログを見つけた人達に向けて最後は書いていきたいと思います。
なぜ、生協王子歯科と小豆沢歯科での研修を希望、もしくは興味を持ったかを考えてもらいたいです。
例えば、出身大学で研修する場合、自分のよく分かっている環境や人材が集まっており、研修を進めていく上で失敗するリスクは少ないと考えられます。また、多くの同期の研修医と一緒に研修を進めていくことで多くの情報を共有することが出来、研修後の進路についてより多くの情報を入手しやすいです。一般歯科ではなく口腔外科をより学びたい場合は、口腔外科のある病院への研修を志望します。口腔外科で、内科領域など複数の疾患を有する患者に対する診療を他科と連携して行うことにより、全身管理を理解・習得することができます。これからの超高齢社会に向けて口腔内だけでなく全身管理を学ぶことはとても必要不可欠なことであります。

しかし、そのような選択肢を選ばずにこの研修先に興味を持っている、それは他にしっかりとした将来のビジョンを描くことが出来ているからではないでしょうか?でなければ、少し見学して話を聞いただけで大切な進路を決めるなんてことは、私は 絶対にしません。一年というのは本当に短い期間ではありますが、なんでも最初が肝心であって、この一年間というのはこれからの歯科医師人生を左右していくといっても過言ではないと思います。事実、この文章も三月に書いておりますが、去年の四月にプライベートのこともありこの一年間はあっという間だろうなと考えていましたが、想像以上にあっという間でした。

豚顎を使った歯周外科の実習もやりました。
豚顎を使った歯周外科の実習もやりました。
同期の研修医の話を聞き、あれをやったとか、これもやったとか聞かされて焦ってしまうことがあるかもしれません。しかし、研修医の時に出来ることなどはいずれやることになるので、全く焦る必要はありません。それよりも大事なことはしっかりと今やるべきことを考え、5年、10年先のことを見据えて地味なことでも地道にやっていくことです。

将来何をやりたいのか、私がこの研修プログラムを選んだ理由は、地域志向性に重点を置いている点で、その一つとして訪問診療があります。私が学生の時、大学病院実習で診た患者さんの中には口腔崩壊しているひとが少なくありませんでした。普段接している人たちの中にそのような人はいませんし、生活保護を受けているという人も聞いたことがありませんでした。世間知らずだと言う人はいますが、社会的弱者の立場にいる人々の生活を少しでも良くしてあげられることが仕事であれば喜んでやりたいと考えています。

口腔崩壊=社会的弱者ということは端的かもしれませんが、そのような人に対して診療室内での短い時間内の治療や期間をおいてのメンテナンスにどれだけの効果が有るのかは疑問です。まず、歯科に受診する人たちがどのような生活を送っているのかを知る必要性を感じ、患者の家に伺う訪問診療に私は興味を持ちました。問診では知ることが出来ないことも生活環境をみることで知ることも出来ます。生活は当然、人それぞれ、この一年間で今まで生きてきて伺った家の数よりも多い数のお宅訪問をしたし、全く知らない家に行くことなど殆ど無かったのではないかと思います。そのなかでキレイにされている家もありますが、足の踏み場のないほど散らかっている家もありました。お口の中と一緒です。初めて来院する人の口腔内は当然診たことないですが、ある程度人数を診ることで傾向が分かってきます。歯ブラシは替えているのか、入れ歯はすぐ使える位置に置いてあるか、カレンダーに書いてあるスケジュール、介護用品、台所の使用状況、家族構成とキーパーソン、すべてのことが口腔内に関わってきます。それらのことをしっかりと想定していく経験は付属病院や口腔外科では出来ないことではないでしょうか。
職場での打ち上げ
職場での打ち上げ

また、昨今はチーム医療の重要性が述べられていますが、そのチームは病院内だけに止まったものに感じられます。患者さんは普段病院にはいません。地域社会との繋がりの中で生活しており、医療はその一部でしかないです。地域全体がどのようにその患者さんというよりかヒトに関わっているかを様々な交流をしながら理解していく必要があります。研修で地域の集まりに参加し、診療室以外での活動もとてもよい経験になったのではないかと思います。

最後に、この研修プログラムを過去に研修した先生の3人ほどと接してみて感じたことは、ある共通点があることです。性格のタイプは異なりますが、皆が誠実であることです。なかなか気をつけても身に付くものではないと思いますが、その姿勢をしっかりと私も身に付けていけるよう努力していこうと思いますので、将来歯科医師になるみなさんも頑張って下さいね!!
拙い文章ばかりではありましたが、数少ないであろうこのブログの読者の方々、一年間お読み頂き有難う御座いました。


ページの先頭へ

15年2月の研修医日記

ポータブルユニット
ポータブルユニット

 日増しに暖かになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暖かくなるにつれて、研修ももう少しで終わってしまうと考えると、やり残したことや、やりたかったことの多さに戸惑っています。最近、あまり研修内容を研修医日記に書いていなかったので、たまには書いていこうと思います。
 毎週一回、私は老健施設への往診に同行しており、小豆沢歯科では往診にポータブルユニットを症例に応じて持っていき、治療を行っています。ポータブルユニットとは、その名の通り歯科治療に欠かせない機材をコンパクトにまとめた機材です。コンパクトといってもかなり重いのですが、この機材のおかげで、診療室で行う治療に近い治療を往診でも行うことが出来ます。歯の神経の治療などは、どうしてもポータブルユニットが必要となることがあります。また、往診の時にお口の中を見るときは手元がどうしても暗くなってしまいがちなので、ヘッドライトを付けて治療をしております。

往診に持っていくヘッドライト
往診に持っていくヘッドライト
このように、診療室で治療する時とは勝手がかなり異なるので大変ではありますが、その中で工夫して治療していくことはとても勉強になり、やりがいを感じながらやらせて頂いております。
 診療以外でも研修はあり、最近ではマウスピースの作製をやらせて頂きました。歯科で作るマウスピースは、筋の緊張を取ったり、顎関節への負担を軽減したり、噛み合わせを安定させたりすることを目的として使用されます。夜寝るときに装着することが多いです。実際に、自分で作ったものを使用してみることで、よりその治療に対して理解を深めることが出来たのと同時に、どの部分を調整すればより使いやすくなるかを知ることが出来ました。入れ歯を入れることは出来ませんが、このようなマウスピースを使用してみることで、少しでも患者さんの気持ちが理解出来たのではないかと考えます。
マウスピース、右がハード左はソフト
マウスピース、右がハード左はソフト
 これからも焦って色々手を出すのではなく、目の前にあることをひとつひとつ着実にやっていくことが今は一番大切なことなのではないかと感じながら、残り少ない研修も続けていきたいと思います。


ページの先頭へ

15年1月の研修医日記

春ももうすぐ
春ももうすぐ
 春の陽気が待ち遠しい今日この頃、皆さん風邪など引かずお過ごしでしょうか。 私は、年末年始の不摂生のツケからやっと抜け出だし、研修を続けておりますが、自分の至らないことが多く悪戦苦闘の毎日です。

何をやっても上手くいかない時、私は一人で考え込まず他人に話します。そのことに関わっている人たちに相談することはもちろんですが、全く関係のない人に話すこともとても有効な事であると思います。今であれば歯科に関わることで行き詰まることが多く専門的な内容も多くなります。そのことを歯科に関わらない人に話すことは難しく、より分かりやすく説明する必要があります。専門的な内容なので話すことで、解決しようとは考えてはいませんが、分かりやすく説明しようとすることで問題を自分の中で整理し、その過程で改善点が見つかることもありました。逆に違った視点からアドバイスを頂くことも多々あります。それは、そのまま患者さんからの視点であるのではないかと考えることもあります。

以前、ご指導して頂いた先生から、一つのことに集中し過ぎると周りが見えづらくなるから注意をするよう助言を頂きましたが、中々その余裕を持つことはまだ難しいです。これから更に経験を積んでいくことでしかある程度の余裕を持つことは難しいとは思いますが、その時に自分に過信せず、謙虚な気持ちで物事に臨んでいけるよう取り組んでいきたいと思います。
そして、いつも相談に親身に答えて下さる先生方、友人たち、そして家族には頭が上がりませんが、もう少し悪戦苦闘してみます。
小豆沢歯科集合写真
小豆沢歯科集合写真
 

ページの先頭へ

14年12月の研修医日記

ドヤ!!
ドヤ!!
  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。皆さん、去年の内に大掃除は終えましたか?小豆沢歯科では定期的に大掃除を行っており、私はもっぱら力仕事担当になっております。

 今回は、大掃除のときに出てきた掘り出し物の事について書いていきたいと思います。普段使用していない場所の掃除をしていると様々なものが出てきます。昔の写真であったり、今ではどこにも入れることが出来ないフロッピーディスクなど、ちょっとした宝探しをしている気分です。私が今回見つけた掘り出し物は、しっかりと額に入った絵画で何点かあり、中にはピカソの作品もありましたが、余り私の趣味ではなかったので今回は頂くのを遠慮しました。

 私が今回頂いた作品の作者は不明ですが、昔の歯科治療を描写しているもので、なかなか味があるものです。絵画の中には歯科医や患者さんなど様々な人物が描写されていますが、家に飾ってよく鑑賞してみると様々なことが読み取れます。まず印象的なのが、歯科医が真ん中でとても自慢気に歯を抜いており、患者さんはとても痛そうです。昔は麻酔などなかったのでとても痛かったでしょうが、よく観ると右手は椅子に固定されており、左手は押さえつけられています。
両手をしっかり固定
両手をしっかり固定
 歯科に受診された方はよく耳にすると思いますが、治療を始める前に歯科医が「何か有りましたら、すぐ左手を挙げてください」と言っていませんか?私たちは、患者さんに少しでも不快な思いをさせないように最善を尽くします。そのため、私は毎朝この絵画を反面教師としてトイレの中で確認してから、出勤しています。
毎日観てます
毎日観てます
お口のお掃除にお越しになった際は、何か掘り出し物がないか探してみますね!!

ページの先頭へ

14年11月の研修医日記

「保険で良い歯科医療を」全国連絡会
「保険で良い歯科医療を」全国連絡会
  今年は、一年があっという間に終わるのだろうと思っていたら、もう師走です。私にとってもこの一年は様々な出来事があり、環境も変わり人生の中でもターニングポイントとなったのではないかと感じております。その過程を生協王子歯科や小豆沢歯科で研修出来たことは、我ながら良い選択であったのではないかと思いながら、このブログを更新しております。

 小豆沢歯科での研修も少しずつではありますが、様々なことを経験し自分の糧とさせて頂いております。10月から11月にかけては院外でのイベントも多く、少し前にはなりますが、今回は10月に参加した「保険で良い歯科医療を」全国連絡会について書いていこうと思います。
「保険で良い歯科医療を」全国連絡会とは、医療を受ける患者さんと、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士など歯科医療の提供者が共同して運動を行っている団体です。連絡会に参加して驚かされたことは、歯科従事者だけでなく、患者さんも連絡会に参加していたことです。一方向からではなく、両方向からのアプローチがあることで、より患者さんの立場に寄り添った歯科医療を実現できるのではないかと感じました。そして、「食べる」「話す」などにかかわる歯科医療は、歯だけにとどまらず全身の健康にとっても重要な役割を持っています。高齢化社会が言われる中、誰もが安心して歯科医療を受けられるよう、「保険で良い歯科医療を」の運動の持つ意味はとても大きいです。

また、11月8日はイイハデーということで、翌日の日曜日に「保険でよい歯を」東京連絡会が行っているキャンペーン活動に参加するため浅草に行きました。週末の浅草はいつ訪れても人が多く、キャンペーンを通してより多くの方々に知って頂くことが出来たのではないかと思います。浅草は昔からとても好きな町ですが、仲見世通りやホッピー通りをまさか、『保険でよい歯』について語りながら歩くとは思ってもみなかったので、少し不思議な気分でした。
いつもと同じ道を歩くのでも観光で歩く、飲み屋を探しながら歩く、神輿を担ぎながら練り歩く、そして『保険でよい歯』について語りながら歩く、選択肢は色々です。それでも道は一つ、寄り道は大好きなのですけれど、選んだ道を振り返った時に後悔しないようこれからもしっかりと歩いていきたいものです。
イイハデー
イイハデー
浅草練り歩き
浅草練り歩き

ページの先頭へ

14年10月の研修医日記

CR照射器(LED)
CR照射器(LED)
 昨日までクーラーを使っていたのに、この日は暖房が入っていました。今年はあっという間に冬に切り替わってしまいそうです。私は、まだ心と身体と衣類の準備が出来ていません。
しかし、10月は秋、食欲の秋、芸術の秋そして発明の秋。かなり強引な導入ではありますが、今年のノーベル賞は各分野で発表前から色々と話題にこと欠かず、世間を盛り上げてくれました。
何が書きたいかと申しますと、LED、そう青色発光ダイオードです。私たち歯科はLEDにお世話になりっぱなしで、青い光を使わない日はほとんど無いです。「ウチはハロゲンだから」って方はそうなのですか、知りません。LEDがどのような場面で使われているか簡単に説明しますと、虫歯で穴の開いた歯に埋める白い材料を固めるために使います。要するに、LEDを照てると材料が固まります。とても便利な材料で、発明した人は個人的に歯科界の中ではノーベル賞級だと思います。年々改良が重ねられ、近年とても良い材料が開発されおり、より丈夫で審美性が良く、取れにくいです。しかし、どんなに良いものでも限界はあり、長く使用していくうちに劣化していきます。歯と材料の間にまた虫歯が出来ることがあり、そこから虫歯が拡大していき最悪の場合は歯を抜かなければならないこともあります。そのような事にならないよう、患者さんには定期検診と口腔ケアを受診することをお勧めしています。

あと、職場も切り替わり10月から小豆沢歯科で働いておりますが、まだまだ準備ができていません。時間はまだまだ掛るとかと思いますが頑張っていこうと思いますので、宜しくお願い致します。
小豆沢歯科に配属されました
小豆沢歯科に配属されました
遅くまで仕事熱心な事務長さんと先生方
遅くまで仕事熱心な事務長さんと先生方

ページの先頭へ

14年9月の研修医日記

いつの間にか彼岸花も満開
いつの間にか彼岸花も
満開
 暑さ寒さも彼岸までと言いますが、すっかり秋ですね。
季節の変わり目は、何かとやらなければいけないことも多く、このブログも秋分の日にギリギリ急ぎで書いています。
九月は遅めの夏休みを頂き、あっという間に月末になってしまいました。まとまった休みは久しぶりで、いつもの環境から離れリセットすることで、また様々なことにチャレンジする意欲も沸々と湧いてきます。
生協王子歯科での研修もあと少しとなり、治療に携わった患者さん方にもご挨拶をし、皆さんから感謝の言葉を頂く度に、未熟な私は恐縮しておりますが、少しでも患者さんのお役に立つことが出来たのであれば光栄です。医療は特殊で従事者として当たり前のサービスを提供したうえで、顧客である患者さんからは「ありがとうございました」と感謝されます。治療後に、「お大事に」ではなく「ありがとうございました」と言ったら確実に変な顔をされてしまうでしょうね。それでも、感謝されることが当たり前だとは思わず、より技術を学び研鑽していくことが今の自分には必要であり、日々勉強です。よく大学で学んだことと、臨床は全く別だと言われることもありますが、そのような事は私にはなく、すべての事がリンクしています。今でも大学で使用していた教科書や実習書を引っ張り出しては読み直していますし、読み直すと今だからこそ解ることも沢山あります。基礎は基礎かもしれませんが、そのことを疎かにして臨床に取り組んでも土台がしっかりしていないウワモノは簡単に外れてしまいます。そのことをしっかりと生協王子歯科で教えていただきましたので、しっかりと実践出来るようにしていきたいと思います。
終盤は器具もどっさり
終盤は器具もどっさり
今、国家試験を控えている受験生は、何でこんな細かいことまで覚えなければいけないのだと感じることがあると思います。私もそうでしたが、その勉強が将来自分の診る患者さんに何かしらの役に立つと考えながら学んでいけば、責任感を持って学んでいけるのではないでしょうか。
冬の寒さは春分頃まで、夏の暑さは秋分頃までには和らぎ、凌ぎやすくなる。辛いこともいずれ時期が来れば去っていきます。受験生の皆さん、本番まであと少し、頑張ってくださいね。
お世話になりました。
お世話になりました。

ページの先頭へ

14年8月の研修医日記

技工室で入れ歯製作中
技工室で入れ歯製作中
 朝夕は幾分しのぎやすくなりましたが、いかがお過ごしですか。
とは言っても、日中はまだまだ暑さは厳しいようで、生協王子歯科にご来院される患者さんも診療室は涼しく快適だと言われる方も多く、日々こっそりと扇風機の設定を上げているかいがあります。

今までは部分的に治療に携わってきましたが、8月になり私も患者さんを始めから通して治療していく機会が段々と増えていき、治療計画を立案する大変さを実感しています。今取り組んでいるのは、入れ歯の作製です。通常、入れ歯は歯科医師が診療室で設計し、歯科技工士さんが作製していきますが、設計する側が、制作過程をしっかりと理解していなければ、幾ら良い歯科技工士さんがいてもより良い入れ歯を作ることは難しいです。私も、学生時代に入れ歯を作製しましたが、模型につけるのと実際の患者さんを相手に本当に使ってもらえる入れ歯を作るのでは、難易度が段違いです。いつも出来上がった入れ歯を何気なく調整して患者さんに装着してもらっていますが、それまでの過程の大変さを思い知らされています。生協王子歯科では技工室があり、歯科技工士さんが常勤しているおかげで、私も本当に手とり足とり、マンツーマンで指導して頂いております。入れ歯の作製以外にも、入れ歯の修理や正しい噛み合わせの調整など、より詳しい内容について技工研修を通して学ばせて頂いております。また、技工室があるおかげで、より困難な入れ歯の修理なども、通常であれば入れ歯を1週間は預からなければいけないところを、当日預かるだけで出来る場合も多く、患者さんの負担を軽減することが出来ます。
ショスタコーヴィチ君の歯も削られすぎてボロボロ
ショスタコーヴィチ君の歯も
削られすぎてボロボロ
本物の歯を使って実習もしてます
本物の歯を使って
実習もしてます

その他にも、患者さんの治療が出来るようになるまでにはその治療の反復練習を必ず行い、指導医から許可が出るまでは抜いて取っておいた本物の歯や、マネキン(ショスタコーヴィチ)を使い日々練習しています。幾ら練習しても実際の患者さんを治療するのとでは、全く勝手が異なりますが、練習以上のものはより練習しなければ本番で出すことは絶対に出来ません。そして少しでも、生協王子歯科にいる間に出来る治療を増やしていき、次の研修先で還元していくことぐらいでしか、今までご指導して下さった方々への恩返しは出来ないと勝手に思い込んでいますので、王子で研修できる残り1か月は設定をフル回転の『強』にして研修に臨んでいきたいと思いますので宜しくお願い致します。

もちろん、そのあともフル回転で臨んでいきたいと思います。

ページの先頭へ

14年7月の研修医日記

院長先生と保育園検診
院長先生と保育園検診
 お天気が不安定で、体調など崩していませんか、私は毎朝傘を持っていこうかいつも悩んでいますが、結局持っていかないので雨がやむまで待っています。

7月も研修医はイベントが盛りだくさんで、今回は診療所以外で私がどんなことをやっているかを紹介していきたいと思います。まず初めに紹介する歯科往診は、だいたい週一で同行させてもらっています。もともと私は、往診に興味があり生協王子歯科を研修先に選んでいたので積極的に同行させてもらっています。研修医の要望にも出来る限り応えてくれ、予定を組んで頂けるのも本院のメリットであると思います。保育園健診などにも同行し、最近の子供たちの虫歯の少なさと、変わった名前の多さにも驚かされましたが、子供たちが溢れんばかり元気に挨拶してくれるので、私も元気を分けていただきました。
この車で歯科往診をしています
この車で歯科往診をしています
他にも、同じ医療団体内の若手が集まる、青年歯科医師ミーティングも月一回程度で参加し、症例検討会、他院の見学や研修そして症例発表などを行っています。また、HPのお知らせのところにも載せましたが、研修医が主体となって学生たちに一日歯科体験してもらう、サマーセミナーの準備や開催などで、二週間に一回のペースで研修医同士が集まる機会もあります。生協王子歯科では研修医は一人だけですが、このようになんだかんだ毎週イベントがあるので、そこでお互いの近況など話しています。まだまだ、他にも地域の方々との交流会など沢山のイベントがありますので、歯科を学ぶだけでなく、様々なことを経験してみたいと思っていた私には、最適な研修プログラムであると思います。

研修先を探していて、もし生協王子歯科に興味をお持ちになった方がいましたら、一度見学にいらしてみてください。雨がやむまででしたら、もう少し詳しくお話しますね。

ページの先頭へ

14年6月の研修医日記

後期研修医の定期勉強会にも参加させていただきました
後期研修医の定期勉強会にも参加させていただきました
 連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。熱中症などにならないよう、水分補給はこまめに行って下さい。私は少し取り過ぎで、次の日によく後悔しています。

 6月は王子生協病院で医科研修に参加し、普段は生協王子歯科で研修を行い歯科の技術を研鑽しておりますが、異なる視点から患者さんと接することが出来たことは、とても良い経験であり様々なことを考えさせられる研修でした。医科研修と言ってもずっと医科の先生と一緒に行動するのではなく、病院内の様々な部署を見学していきます。王子生協病院は今年から、緩和ケア病棟が開設されたことからも分かるように、重い病気を罹られた患者さんとそのご家族に対して、身体や心の苦痛を和らげることで、QOL( どれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送れているかということ)の向上に積極的取り組んでいます。部署ごとに行っていることは全く異なりますが、患者さんのQOLを向上させるという共通の目標を皆さんが持っており、そのために多く業種の方々が連携していることも学ばせて頂きました。

同期の医科研修医と一日の振り返り
同期の医科研修医と一日の振り返り
 簡単ですが実例を挙げますと、栄養状態が悪く、体重も減少している患者さんがいるとします。まず、医師はしっかりと食事が取れているか確認が必要となり、言語聴覚士さん( <ST> 言語や摂食訓練などに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行う)に飲み込みがしっかり出来ているかの評価をしてもらい、その評価に基づいて栄養士さんにメニューや食事の形態をオーダーします。そして毎食後どれくらい食べたかを、看護師さんがチェック表に記入し、それを医師がチェックして、また指示を出します。見学しているときはあまり気付きませんでしたが、お話を伺うと患者さん一人一人の食事で同じ内容のものはほとんどないそうです。患者さんの見えないところで様々なひとが関わっているのが分かりましたが、この連携の中ですっぽりと抜けてしまっていると感じるところがありました。それは、私たち歯科の分野です。まず、食べるための道具(歯)はしっかり揃っていて機能しているのか、無いのであれば他の道具(入れ歯)を活用することは出来ないのか、それらをなんとかするのが歯科の役割です。なかなか歯科はチーム医療の中でも孤立していると感じることがありますが、逆に私たちはただ痛い歯を治療するのではなく、患者さんが痛いから食べ物が食べにくいことや、話しづらいことをしっかりと理解したうえで治療し、それらの症状を改善していく努力をしていかなければならないと改めて考えさせられました。

 往診、救急救命、看護、緩和ケア病棟、リハビリ、管理栄養、症例検討などなど様々な見学をさせていただいた他、医局の先生方に対して短い時間ではありますが入れ歯の制作過程やメンテナンスについての簡単な発表もさせてもらう機会もありました。入れ歯に関して私もしっかりと理解が出来ていなところもあり、稚拙な内容ではありましたが皆さんが真剣にお聴きになってくださり、質問の一つ一つに答えていくうちにいつの間にか自分の歯についての悩みなども出てきたりして、歯科は飽和していると言われていますが、まだまだ私たちがやらなければならないことが沢山あると実感しました。

先ほどから、電話で補給の誘いがしつこいのでこの辺で締めておきます。医科研修に携わっていただいた方々、本当にお世話になりました。それでは皆さん、良い季節の変わり目を。


ページの先頭へ

14年5月の研修医日記

3月11日14時46分から止まったままの時計
3月11日14時46分から止まったままの時計
 いつのまにか日中は汗ばむような季節となりましたが、皆様お変わりございませんか。生協王子歯科でも、日中は患者さんに快適に診療を受けてもらうためにクーラーを入れ始めましたが、私は暑がりなのでもう2,3度温度を下げてもらいたいところです。

少し前の話になりますが、王子生協病院では新入職員はまず、職種に関係なく合同でオリエンテーションに参加します。医師、歯科医師、介護職員や事務員などなど中には聞きなれない名前の職種の方々も含め、40人近くが参加し、普段なかなか接する機会の無い職種の方々からお話を聞き、交流を持てただけでもとても有意義なオリエンテーションでありました。オリエンテーションでは、交流を計るだけでなく、王子生協病院の地域での役割やどのような活動を行っているか知り、他業種の方々とグループを作りながら様々な内容についてディスカッションを行うほかに、訪問見学などにも行きます。

バリケードの先は帰宅困難区域
バリケードの先は帰宅困難区域
オリエンテーションの中で私が一番印象に残ったのは、原発事故の被災地訪問でした。日帰りで福島へ行き、同じ医療生協の方々が患者さんのために、まだまだ沢山のご努力と苦労をされていることを知らされ、その後の被災地めぐりは衝撃的でこれからの私の人生でも、頭の中に必ずずっと残っていくものでした。被災地の避難指示区域は年間の放射線量ごとに帰宅困難区域(年間50mSV.以上で立ち入りには特別な許可が必要)、居住制限区域(年間20〜50mSVで9〜16時まで立ち入り可能)と避難指示解除準備区域(年間20mSV.以下で居住制限区域と同様)に分けられています。私たちは居住制限区域である富岡町まで行き、移動の途中には稼働停止中の福島第二原発も少しですが見ることが出来ました。居住制限区域は私が想像していた荒れ果てた廃墟のような場所とはかなり異なり、空き地が目立つだけで信号も通常通り作動しいて、見た目は普通の町と何ら変わりなく思えました。ただ違う所はそこには人が住めないということです。

遠くに山積みにされている放射性汚染物
遠くに山積みにされている放射性汚染物
バスの中から注意して見ていくうちに、主要な道路からは見えないように建物の裏などには本当に沢山の放射性汚染物が詰まった黒い袋が山積みになっており、細い路地裏にある建物はまだ崩れたままでした。目的地に着きバスから降りるときは、やはり少し緊張しましたが降りてみても何かニオイや騒音がするわけでもなく、むしろ空気は都会に比べ新鮮でした。なんら自分の体に抵抗になるものは感じられないのですが、ガイドしてくれた方によると路肩の草むらなどは、まだ放射能がかなり高いので入らないようにとのことで、改めて放射能の見えない恐怖を痛感することになりました。散策する途中で、震災が起きた時刻から止まったままの時計や二階部分だけが道路の真ん中に残ったままになっている建物など、震災の被害の大きさを未だに見せつけられ、またその様な目立つ場所には悪質な落書きが沢山してあったことも、腹立たしい気持ちを通り超えて気持ちが悪くなりました。 まだまだ、他にも沢山のものを見聞き体験してきましたが、最後に資料館にあった被災地の小学4年生の書いた作文がとてもやるせない気持になったので載せときます。

「私は、地しんが起きたから津波やげんぱつがたいへんなのだと思いました。津波でたくさんの人が流されて亡くなったり、げんぱつがこわれてしまいほうしゃのうのえいきょうでマスクをしなければならない様な町がはやくふっこうしてほしいです。二十年位たつと病気のしょうじょうが出てくると言うのでふっこうしながらガンを治すちりょうをかんがえてほしいです。そして福島県以外の県もいつもの自然に囲まれた町にもどってほしいです。」


自分は生まれてこのかた、ガンになることなんか一度も心配したことはありません。しかし、私の三分の一ぐらいしか生きてないこの小学生は将来、自分がなるであろうガンについて心配しています。
運転をする前に左右の確認も大事でしょうが、何のために確認するのか、チャイルドシートは必ずつけましょう。あと、クーラーも。


ページの先頭へ

14年4月の研修医日記

研修医へ10の質問

 2014年度4月から歯科医師臨床研修医として、渡辺先生が入職しました。
恒例となりました研修医の先生へ、10の質問をしていきたいと思います。

1.最初にお名前を教えてください。
渡辺顕徳(わたなべ あきのり)です。
物事を顕かにし、徳を積んでいくような人物になって欲しいという意味合いで付けてもらいましたが、これから頑張ります。
2.ご出身はどちらですか?
東京都豊島区で、住みたい街ランキングが急上昇中です。
3.趣味を教えてください。
旅行、料理、音楽、読書、芸術、格闘技など自分に刺激(ショック)を与えてくれるものが趣味になることが多いですが、趣味はコロコロ変わります。
4.また、今どんなことに凝っていますか?
サウナです。ざっと上げるだけでも、サウナには素晴らしい効果があります。
  • 温熱刺激による血行の改善
  • 老廃物や疲労物質の排出による美容効果
  • 心肺機能の向上
  • 自律神経やホルモンのバランス回復
  • メンタル面のリラックス効果
近所のサウナに行くことや、旅行先で行くのも楽しみのひとつです。
5.自分の性格を簡単に言うと?
好奇心旺盛で、何でも自分でやってみないと気が済みません。
6.生協王子歯科の印象はどうですか?
まだ勤めてから日が浅いので、詳しくはわかりませんが、患者さんのためにはどうすれば一番良いかを職員一人一人が考えています。職業に関係なく、皆さんが対等に意見を交換しているのを見て、本当の意味でチーム医療が確立されていると感じました。
7.医局の印象はどうですか?
皆さんが、新人である私に気を掛けてくださり、とても働きやすい環境であると感じております。また、先生方も私が居残って自主練習をしている時、一緒に残ってくださり親身になって指導してくださいます。
8.歯科部長前田先生の印象はどうですか?
言葉遣いや人に対する態度が丁寧で相手に威圧感を全く与えず、優しげで品のある立ち居振る舞いが自然と出来る先生です。あと、私のどうでもよい話でさえ、しっかり聞いてくださります。ありがとうございます。
9.今後、どのような歯科医師になりたいですか?
一つ一つ確実に技術を習得していき、自分の家族や友人にも自分が自信を持って治療が出来るようになりたいです。
やりたい事は沢山ありますが、しっかりとした基本をまずは生協王子歯科で学んでいきたいと考えております。
10.最後に、患者さまに向けて一言お願いします。
初めまして、四月から入職いたしました渡辺と申します。少しでも早く皆さんのお役に立てるように努力していきますので、よろしくお願い致します。
また、一年間を通してこのブログを担当いたしますので、ご来院された際、ブログのご意見やご感想などを言ってもらえると励みになりますのでお気軽にお話しかけて下さい。


ページの先頭へ
東京ほくと医療生活協同組合
生協王子歯科
〒114-0003 東京都北区豊島3−19−3
TEL 03-3927-9573 / E-mail でのお問い合わせ
(c)2002-2010 seikyo ouji sika All rights reserved.